0028 ランダムダメージの考察

Category: Game

ファミコンウォーズDS(以下、FWDS)のランダムダメージの分布や、 加算方法を推測してみる。

最終更新日時:2005年10月30日

基本

FWDSでは、 以下の式のように、 攻撃時にランダムダメージが付加される。

ダメージ(%)=(基本攻撃力x攻撃力特性/100+ランダムダメージ)x攻撃側HP
      x(100-防御力特性-地形効果x防御側HP)/100

ランダムダメージは、 ユニットの基本攻撃力に関係なく加算される。 だから歩兵でもタコ戦車にダメージを与えられるのだ。

このランダムダメージは、 ショーグンによって範囲が決まっている。

また、 ランダムダメージは攻撃側のHPに比例するので、 ここでは、 攻撃側のHPを10として考える。

リョウ/通常時

経験上、 ほとんどのショーグンは同じランダムダメージ特性をもつと考えられる。 ここではリョウを使って実験を行う。

歩兵がタコ戦車に1ダメージ与えられる(表記1%)こと、 偵察車が戦闘ヘリに必ず1ダメージだけ与える(表記10%)ことを考えると、 ランダムダメージの範囲は0-9%である。

リョウの歩兵が輸送車に攻撃して、 与えたダメージを集計してみると次のようになった。

バルーンに表示される予測ダメージは14%、 試行回数は500回である。

ダメージ回数割合
1D31162.20%
2D18937.80%

キャサリン/通常時

同様に、 キャサリンのランダムダメージ範囲は、 0-19% と分かる。 では、 実際に加算されるランダムダメージはどのような分布をしているのだろうか。

歩兵→偵察車の攻撃(表記12%)を 500回 試してみた結果である。

ダメージ回数割合理論値
1D21142.20%40%
2D23747.40%50%
3D5210.40%10%

表の「理論値」は、 ランダムダメージが範囲内に一様に分布していると仮定したときに、 実際に与えるダメージの割合である。

うーん、 まぁ、 だいたい合っている、 くらいの結果だと思う。

キャサリン/ブレイク時

キャサリンがブレイク「ラッキーチャンス」を発動すると、 歩兵が重戦車に最大6ダメージ与えられるようになる。 範囲は 0~59% だと思う。

偵察車に攻撃すると、 ブレイクの効果により予測ダメージは 13.2% となる。 600回攻撃してみた。

ダメージ回数割合理論値
1D7111.83%11.2%
2D10116.83%16.7%
3D10417.33%16.7%
4D9215.33%16.7%
5D9015.00%16.7%
6D10617.67%16.7%
7D335.50%5.5%

真ん中が少しばらけているが、 端は理論値に近い値が出ている。

アスカ/通常時

運が悪いと言われるアスカだが、 範囲はどうなっているのか。 表記50%の攻撃で4ダメージしか与えられないこともあるので、 下限がマイナスであることは間違いない。 また、 歩兵が重戦車にダメージを与えられないことから、 上限が 9% ではないこともわかる。

以下は歩兵→偵察車(表記12%)、 試行800回の結果。

ダメージ回数割合
0D567.00%
1D69887.25%
2D465.75%
z

ランダムダメージを -3~+8% としたときの理論値が順に 8.33%/83.33%/8.33% であるため、 その通りである可能性が一番高いと思う。

コング/通常時

コング/ブレイク時

コング/Sブレイク時

ジーポ/通常時

ジーポ/ブレイク時

ジーポ/Sブレイク時