001a ソフトウェアの死

Category: News

作者は、ソフトウェアを殺すことができるか。

最終更新日時:2004年11月21日

タブブラウザ"Sleipnir"の作者のPCが盗難に遭いました。もしPCが帰ってこないとしたら、そのとき、名馬は死を迎えることになります。

(追記:まぁ、 バージョン2となって復活しましたが。)

ソフトウェアの死、とは、更新が不可能になった状態のことです。マイクロソフトが「もう、現在のOSではバージョンアップを行わない」と明言したインターネットエクスプローラも、「死んだ」ソフトウェアといえるでしょう。

「ハードディスクのクラッシュによりソースコードが消滅しました」という事もあります。

「次のバージョンからシェアウェアに」・・・私にとっては亡くなったも同然です。

ひどいものになると、「閉鎖します」と真っ白なtopに書いて、はいそれまで。

・・・カタチのない存在であるソフトウェアは、本来なら半永久的に生き続けるもの。それが、カタチある存在――いつかは消滅する存在――に支配され、生殺与奪の権を握られている状況は、果たして、自然であるといえるか?

私は、その質問に答えるだけの智慧は持ち合わせていません。ただ、「人の作ったもの」が人の手を離れ、人を媒体としながらも自律的に生きる、という世界を見てみたいとは思います。

GPLやオープンソースは、その世界へのステップのひとつであるはずなのです。

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